浄法寺漆器工芸企業組合 岩舘隆 浄法寺漆器 羽反椀 溜 商品コード S-0010 材質:トチ、天然漆(浄法寺漆、中国産漆) サイズ(mm):φ126×73 岩手県北部二戸市の浄法寺地方で採れる、高品質な「浄法寺漆」(じょうぼうじうるし)を塗りの職人自らが厳選した漆をふんだんに使い作られています。
浄法寺漆は岩手県及び二戸市が創設した「浄法寺漆認証制度」の認証を受けた漆を使用。
認証漆を取り扱っているのは全国でも当店だけ。
漆掻き職人を父にもち、塗師である職人・岩舘隆(いわだてたかし)は常々こう言います。
「上塗り用の漆は自分で採ってくるし、下地には質の良い中国産の漆を使っています。
手頃な値段で浄法寺の漆器を皆さんに使って欲しいからね。
」 国産漆を一部でも使った漆器というのは、実は国内でも珍しいのです。
内側の部分に中国産漆を使うことによってコストを抑え、表面の塗膜だけは地元の浄法寺漆を使って仕上げています。
半艶の、シンプルな風合いが浄法寺漆器の特徴です。
本物の漆器は熱伝導率が小さいので、冷たいものを冷たく、温かいものを温かく保ってくれます。
また、熱いものを入れても手に持つことができます。
お子様やお年寄りの方にも最適です。
なによりも器に温もりを感じることができるのは漆器ならではです。
漆器は漆自体は丈夫ですが、内側の木の部分を傷めてしまう恐れがありますので、電子レンジや食器洗い乾燥機のご使用はおやめください。
また、長時間水につけたままにしておくことも避けてください。
普通の洗剤で、やわらかいスポンジなどでやさしく洗ってください。
手間はかかるかもしれませんが、一度浄法寺の漆器を使ってみてください。
毎日使ってみたくなるはずです。
半艶の漆器がだんだん艶を帯びてきて、あなただけの漆器に変わっていくのです。
塗りなおせばさらに丈夫になりますし、何十年も使えるのが漆器なのです。
溜塗りとは、下地にベンガラ(赤い顔料)を塗り、酸化鉄をまぜた透漆を塗って仕上げます。
使い込むたびにさらに透け感がでて、下地の色が少しずつ見えてきます。
まさに使い手が「器を育て」ていくのです。
※ひとつひとつ、職人の手で作られています。
漆器の表情、重さ、大きさ、歪み等には個体差がございます。
画像とまったく同じもののお届けではないことをあらかじめご了承ください。
また、ご利用のブラウザーやモニターにより、実際の色と多少異なることをあらかじめご了承ください。